“イクイマ”に熱狂 昭和と平成アイドルが初タッグ演説、今井絵理子氏「女性目線の政治を」

 公示後初の日曜日となった26日、東京選挙区(改選数6)から自民党公認で出馬した元おニャン子クラブでタレントの生稲晃子氏(54)と、同党から比例代表で再選を目指す元SPEEDの今井絵理子氏(38)が、東京・浅草の雷門前で初のタッグ演説を行った。それぞれ昭和と平成を彩ったアイドルの“共演”に、約2000人の聴衆が集結。2人とともに写真撮影を行う時間も設けられるなど、さながらアイドルイベントのような盛り上がりを見せた。

 昭和を代表するアイドル・おニャン子クラブの人気メンバーだった生稲氏と、平成を代表するアイドル・SPEEDのメインボーカルを務めた今井氏。芸能界から国政へと活動の場所を移した2人が、街宣車という“ステージ”の上でマイクを握り、酷暑の中での共闘を誓った。

 5月に骨盤骨折の重傷を負った今井氏は、車いすに乗って登場。街宣車の上には自らの足でよじ登り「この中にSPEED世代の人いますかー!?」とスマイルを振りまいた。したたる汗を光らせながら、2期目に向け「芸能界の先輩である生稲晃子さんと、こうして選挙というステージに立てることを本当にうれしく、誇りに思います。しっかりタッグを組んで、女性視点の政治を2人の手でブラッシュアップしていきたい」と訴えた。

 イメージカラーであるピンクのポロシャツ姿で登場した生稲氏は、今井氏の演説を受けて「私はSPEEDよりもだいぶ前です…ハハハッ!」と“自虐”で笑いを誘う場面も。乳がんの闘病体験を元に「笑顔で幸せに暮らせる社会、生きがいを持って働ける日本を作っていきたい。生稲晃子と今井絵理子、一緒になって頑張って参ります」と誓った。

 演説を終えた2人は、ファンに取り囲まれ徒歩で横断歩道を渡り、雷門に移動。即席で記念撮影が行われると多くのファンが押しかけ、「ずっと応援してます!」「絵理子ちゃーん!」などの熱い声援が飛んだ。

 同党関係者によると、聴衆の数は安倍晋三元首相(67)が生稲氏の応援に駆けつけた22日の街頭演説をはるかに上回り、「今回の選挙戦では間違いなく最多」だという。選挙戦初の日曜日に、話題の2候補が衰えぬ人気を証明してみせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス