生稲晃子氏&今井絵理子氏の初タッグ演説に聴衆約2000人!雷門前が一時騒然

 第26回参院選(7月10日投開票)に東京選挙区から自民党公認で出馬した元おニャン子クラブでタレントの生稲晃子氏(54)、同党の比例代表に立候補した元SPEEDのメンバーで現職の今井絵理子氏(38)が26日、東京・浅草の雷門前で初のタッグ演説を行った。

 都内が連日の猛暑日となる記録的な暑さの中、5月に鹿児島・徳之島で闘牛祭りに参加した際に乗っていた牛から落下し、骨盤を骨折した今井氏は車いすに乗って登場。それでも自らの足で街宣車の上に登り「芸能界の先輩である生稲晃子さんと、こうして選挙というステージに立てることを本当にうれしく、誇りに思います。生稲さんとしっかりタッグを組んで、女性視点での政治を目指しながら、前向きな社会を作り上げて参ります」と、したたる汗を光らせながら声を張り上げた。

 イメージカラーであるピンクのポロシャツ姿の生稲氏は「私はSPEEDよりもだいぶ前です…ハハッ」と自虐。横で今井氏による手話でのサポートを受ける中、乳がんの闘病体験を元に「自分の命をつなぎ止めてもらった恩返しをしたいんです。笑顔で幸せに暮らせる社会、生きがいを持って働ける日本を作っていきたい」とアイドルスマイルで訴えた。

 演説を終えた2人は、写真撮影を行うため街宣車から降りて雷門前に移動。ファンとの記念撮影では、一挙に押し寄せたファンに対し選挙スタッフが「押さないでください!」「ここは通路ですので、道を空けてください!」などと声を張り上げ注意を呼びかけたものの、生稲氏がつまずくなどの場面が見受けられ、雷門前は一時大パニックとなった。

 同党関係者によると、この日集まった聴衆は、安倍晋三元首相(67)が生稲氏の応援に駆けつけた22日の街頭演説を超える約2000人。ここまでの人混みは、これまでの選挙活動を通しても異例の事態だったという。

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