【中村竜太郎のタイガー&ドラゴン】栗山千明の撮影禁止騒動はコミュ不足が原因

 6月4日に金沢市で行われた「百万石行列」で、実行委員会が出演者の写真撮影やSNS投稿の禁止を要求。これまでと異なる対応が批判を浴び、騒動になった。

 「お松の方役の栗山千明さんの周囲に5人のスタッフがいて、大声で『撮影禁止!』と叫んでいました。その場だけがおまつりらしくないピリピリした雰囲気。大勢の観客が楽しみにしているのに、そんな圧のかけ方はないだろうとガッカリしましたね。しかも栗山さんは黒い日傘をさしていたので、時代感が不釣り合いでした。一方、前田利家役の竹中直人さんは彼女とは真逆で、馬上から手を振ってくれたり、気軽に声援や撮影に応じてくれたりの神対応でした」(まつりの見物客)

 コロナ禍の影響で3年ぶりの開催。34万人が集まる盛大な催しとなったが、写真撮影禁止のため、従来行われていた写真コンテストは中止。ケチをつけたのは栗山とメディアで報じられたのだが、「撮影がNGならば、出演依頼を受けるのがそもそも間違い」という非難が渦巻いた。結果、彼女はツイッターで謝罪。後日、金沢市長も謝罪することとなった。今回あらためてまつり関係者に取材すると、行列開始直前にも、栗山側と実行委で写真撮影の件で大きく揉めていたという。

 「演技は素晴らしいですけど、素顔の彼女は内向的な性格で、写真撮影が苦手。ネット上で写真を晒(さら)されたりするのに神経質になっていました。子役時代から長年所属していた大手事務所から2年前に独立したのですが、よくある話で、スタッフはイエスマンばかり。彼女に直言できません。そしてマネジメントの経験も浅かったようで、間に入った代理店と実行委とのコミュニケーションが取れていなかった。一方、実行委もタレントとの向き合い方がわからないから、要望をきちんと伝えることができない。だから直前になってバタバタしてしまった」(芸能関係者)

 要はコミュニケーション不足である。しかし常識的に考えて、まつりで写真撮影禁止はありえない。それを説明し納得してもらうのがマネジメントの役割だが、それが出来なかったことで最終的に栗山にダメージを負わせてしまった。二度とこうしたトラブルがないよう願いたい。

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