新人・辻元清美氏「国会に送り返して」自己反省も「いやな政治家になりかけてた」

 7月10日投開票の第26回参院選が22日、公示され、全国比例代表で出馬した立憲民主党新人、辻元清美氏が大阪・高槻市駅前で出発式を行い、国政復帰に向けて第一声を上げた。

 2021年秋の衆院選で落選し、議員バッジを失った辻元氏は「永田町人間になって、いやな政治家になりかけてたんちゃうか」と反省を吐露。それでも、再び立ち上がった理由を「今こそあの場に戻って、皆さんの声を届けないと、数年後、日本がどうなっているか分からん」と明かした。

 また、選挙の争点の一つを「大阪はカジノに突き進むのか、それともブレーキをかけるのか」と説明し、「維新が進めるカジノを阻止できるかどうか。カジノはいらん!」と宣言した。

 初めての全国比例での出馬となる辻元氏。「正直、怖かったです」と本音を明かしつつ、「ここ大阪から勝負をかけます。もう一度、国会に送り返してください」と訴えかけた。

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