竜星涼 矢沢永吉への憧れを熱弁「生き方すべてをリスペクト」 自伝がバイブル

 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」でケンカっ早く、楽してもうけようとしてだまされっぱなしの“クズ兄”賢秀を演じている俳優の竜星涼(29)が10日、直後の「あさイチ」に生出演。カリスマ・ロックシンガーの矢沢永吉(72)に憧れ、影響を受けたと熱く語った。

 理論立てて演技プランを明かすなど、賢秀とは“別人”ぶりを見せていた竜星だが、憧れの矢沢永吉について聞かれると熱を帯びた。「両親の影響もあって。ちゃんと自分で意識してっていうのは『成りあがり』っていう本があって…」と話すと、スタジオには竜星の私物だという矢沢の自伝が登場。

 竜星は「多分これ2代目かな。ずっと持ち歩いてたんですよ、お守り代わりに。そしたらだんだん切れてきちゃって、もう一度新しく買い直した」と説明。「その当時、高校生でしたけど、これを読んで自分も熱くなれる、変な話ですけどスターになれるもの見つけなきゃって本気で将来に対して思ったきっかけの本でもあり、その後すぐ、この仕事に就くきっかけもできて」と話した。

 どういうところが心に響いたのかを問われると「もうビビッときたんですよね。フラフラしてないで、ちゃんと自分の将来を考えながらスターになれるもの見つけるっていうことを泥臭く、でも変に偽りもなく素直に書いてる感じが。当時の自分からしたら、すごく衝撃的といいますか。オレもこういうふうにカッコ良く生きたいな、まっすぐ生きたいなあっていうふうに。だから矢沢さんの生き方っていうものすべてが、とてもリスペクトしている部分はありますね」と熱く話した。

 「矢沢永吉激論集 成りあがり」は、1978年刊行のベストセラー。時代を超えての影響ぶりに、MCを務める博多華丸大吉の大吉は「僕らももちろん読んでますけど、やっぱり世代とか関係ないですね、時代とか。僕らでもちょっと遅れて読んだ世代に当たるんですけど、僕でもやっぱり当時は熱くなりましたし、そっから何十年がたって竜星さんが読んでもやっぱ熱くなれるっていうね」と感心。

 竜星は「毎回面白いのは、節目節目でこれを読んで、またあの頃の売れてやるぞーじゃないですけど、熱い気持ちに毎回させてもらえるっていう。だから本当にターニングポイントで毎回そうやって、ああ今ちょっと生ぬるいかもな自分って思った時に、自分にカツを入れるような」と、どこまでも熱かった。

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