竜星涼 朝ドラのニーニー役「あえてウザい芝居」と説明 「僕は結構好き」と愛着も

 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」でケンカっ早く、長続きせず、楽してもうけようとしてだまされっぱなしの“クズ兄”賢秀を演じる、俳優の竜星涼(29)が10日、直後の「あさイチ」に生出演。その役作りを物静かに語り、賢秀への愛着もにじませた。

 竜星は「あえてウザい芝居を目指しましたね。4きょうだいの中で、他の女の子3きょうだいがすごく繊細ないい芝居をするので、僕は4人で一緒にいる時はちょっとこうウザい、見ててちょっと見たくないぐらいの、でも目が行ってしまうみたいな、そういうエネルギーが思い切り出たようなお芝居をしようと思ってやってます」と、理論立てて演技プランを説明。

 MCの博多華丸大吉の華丸が「ご自身でこう?演出家じゃなくて、ご自身で?」と驚くと、「もちろん脚本家さんの台本のもとで、それを読みながらどうしようこうしようっていうのは一緒に考えながらですけれど。その中で、沖縄のニーニーってこういう感じかなと」と、振り切った芝居を説明。

 賢秀役には「竜星さんにピッタリの役があるので」と言われただけだったそうで「そんなに求められるのであればと思って入ったら、まあこういう形だったという…」と、その破天荒ぶりには驚いた様子。だが「こういう役ってなかなかやりたいと思ってもできなかったりするので、まあある種楽しみながらといいますか、思いっきりやれるなーって」と話した。

 改めて賢秀のキャラクターについて聞かれると「僕は結構好きですけどね。人に迷惑をかけるのはちょっとアレですけど、彼には彼なりのまっすぐさというか家族の愛に対しては一番誰よりも思っていて。そして、どうにか今の自分の現状を変えたいっていう一生懸命さというか、そういう部分がすごく詰まってる。ある種何をやっても注目されるキャラクターだったりするので、そういう人物というのは僕は素敵だなと思いながらやってますけどね」と肯定。愛着もにじませた。

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