「マイファミリー」考察 犯人は0円、身代金10億超も全誘拐がブラフか 東堂三輪の事故、吉乃の家族

 俳優・二宮和也主演のTBSドラマ「マイファミリー」が12日に最終回を迎える。謎に包まれたままの5年前の東堂心春ちゃん誘拐事件を発端に、現在に発生した3連続誘拐では、10億円を超える巨額身代金が動いた。

 ただし5年前事件では、犯人側が父親の元刑事東堂樹生(濱田岳)が娘の小学校1年時の遠足先を答えられなかったことを理由に、交渉を打ち切った。

 現在に発生した3事件でも、鳴沢友果事件の5億円、三輪優月事件の5億円、阿久津実咲事件でも要求10億円中、取引があった2億円は、いずれも関わった東堂が保管する形に。第8話のラストで犯人に運ぶように指示された先に、警察が駆けつけた。

 4事件の身代金を、犯人は1度も1円も手にしていないことになる。

 鳴沢友果事件は東堂の模倣。犯人が東堂に三輪優月事件を起こさせた理由は不明だが、すぐに金銭を受け取ろうとはせず、事後にうち1億を鳴沢温人邸に運ばせている。阿久津実咲事件は、5年前事件の証拠隠滅のために誘拐を装って実行された可能性が描かれている。

 ネット上で盛り上がる考察でも、巨額の身代金誘拐がクローズアップされたが、5年前事件も誘拐を装い、金銭目的以外で行われたのではとの指摘が出ている。

 神奈川県警捜査一課長・吉乃栄太郎(富澤たけし)を黒幕視する指摘が多数となっている中、5年前事件は、犯人が自身や家族が絡んだ犯罪などを心春に目撃されてしまったために犯行に及んだとの見方や、東堂家の不和を巡る狂言誘拐説も指摘されている。

 また第1話で描かれた、東堂と三輪碧(賀来賢人)が、学生時代の友人の鳴沢未知留(多部未華子)の車で事故を起こしたとしていたことが、犯人の恨みを買ったとの見方も指摘されている。

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