茂木健一郎氏「弱っちい『科学』的エビデンスより一般人の直感が正しい」子供のマスク問題に
脳科学者の茂木健一郎氏が5日、ツイッターに新規投稿。「子どもマスクの問題については、弱っちい『科学』的エビデンスよりも、一般人の直感の方がおそらく正しい」とつぶやいた。
午前6時35分に投稿したこの書き込みに対しては、賛否両論の意見が寄せられた。茂木氏は午後4時20分に自らの投稿をリツイートする形で、「今『炎上』で来ているツイート群は『エビデンス』を文字通り単純に価値あると前提するものばかりで知的にトリビアルでつまらない。」と見解を示した。
茂木氏は、最初の投稿では「狭い評価関数で大したことない因子分析でエビデンスとか言っている専門バカの話は話半分に聞いておいていいという直感を一般人が持つのは生命的に正しい。子どもの時間は戻ってこない」とツイートした。
「弱っちい『科学』的エビデンス」「専門バカ」などの強めの言葉が反響を呼び、「正論」「敬意を表します」など賛成する声のほか、「直感が正しいならそれも含めて分析するのが専門家であり科学者なのでは?」「直感を根拠では議論なんかありえない」などの否定的なコメントも寄せられた。
茂木氏は続くツイートで、「この一連のツイートの論理構造は、通常の科学的リテラシーよりも少しだけ高い認知レベルを要求している」と見解。否定的な意見については「『炎上』で来ているツイート」と認定し、「ノイズでしかないので、送らないで欲しい」と求めた。
