新庄ＢＩＧＢＯＳＳの就任後初の甲子園凱旋と注目の一戦、阪神ＶＳ日本ハムが３日、甲子園球場で行われ、阪神が最大６点差をひっくり返す逆転劇で、９－７と激勝した。

　ＭＢＳの中継でゲストを務めた虎党・ブラックマヨネーズの吉田敬は「こんな完璧な１日、あるんですか？！」と興奮。新型コロナウイルス対策で入場時に検温したが、「帰りのお客さん、８度２分（３８・２度）ぐらいあるんちゃうかな」というほど、聖地は今年１番の歓声、熱気に包まれた。

　試合は２点を追う八回１死、大山が左翼スタンド中段に飛び込む１２号ソロを放ち、１試合３本塁打。ついに１点差にまで迫ると、糸原、ロハスの連打を皮切りに１死満塁に。ここで代打・山本が右前２点適時打を放ち、同点に追いつくと、島田が押し出し四球で逆転。さらに２死満塁から近本の右前適時打で２点差に広げ、勝負を決定づけた。

　近本で９点目となった時点で、吉田は「こんなおもろい日、ないっすね！」と興奮を抑えきれず。次打者は佐藤輝だったが「ここでサトテルのホームラン（を期待）、とかそれはやめましょう。そんな簡単に言うのはやめましょうよ」と自制を促す場面もあった。