「スーパーカブC100」1号機“里帰り”ホンダの原点 鈴鹿市制80周年の記念事業

 1960年にホンダ鈴鹿製作所で製造された二輪車「スーパーカブC100」の1号機が25日、三重県鈴鹿市役所ロビーに展示された。カブは新聞配達や出前などに多く使われるロングセラー二輪車で、ホンダの経営拡大の原動力となった。1号機は現在、栃木県茂木町の「モビリティリゾートもてぎ」が所蔵しており、鈴鹿市制80周年の記念事業のため“里帰り”した。

 市によると、ホンダ創業者の本田宗一郎氏が当時の杉本龍造鈴鹿市長に寄贈。市旧庁舎で眠っていたが1989年に鈴鹿サーキットに譲られ、98年ごろにモビリティリゾートもてぎの開館に合わせて再び移されていた。

 末松則子市長は25日の会見で「鈴鹿市80年の歴史とモータースポーツの町を楽しんでもらいたい」と述べた。展示は9月30日まで。

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