スウェーデンとフィンランドがNATO入り週内にも同時申請へ
北大西洋条約機構(NATO)に加盟申請する方針を正式表明した北欧スウェーデンとフィンランドで、申請に向けた国内の手続きが始まった。フィンランド議会は16日から討議入りし、17日にも申請を正式決定するとみられる。スウェーデンメディアによると、既に同国の申請書類はそろいフィンランドの決定を待機している状態で、週内にも同時にNATOに申請する可能性がある。
加盟にはNATOに加盟30カ国全ての承認が必要だが、トルコのエルドアン大統領が難色を示している。2カ国は2019年、トルコがシリア北部に一方的に侵攻した際、トルコに対する武器輸出を制限した。
スウェーデン通信によると、北欧2カ国の高官がトルコを訪問する予定。