櫻坂４６の渡邉理佐（２３）が１７日、同日から発売された卒業メモリアルブック「抱きしめたくなる瞬間」（集英社）のオンライン記者会見を開催。グループ卒業を目前に、率直な思いを語った。

　渡邉は２１、２２日に東京・代々木第１体育館で開催されるライブを最後にグループから卒業する。メモリアルブックの発売日に「本当にあっという間でした。約半年前から少しずつ準備を始めていたので、すごくうれしい気持ちと７年間の活動の集大成になる１冊。よりたくさんの方に見ていただきたいと思います」とＰＲした。

　渡邉は欅坂４６の結成から一期生として活躍し、櫻坂４６に改名後もグループを引っ張ってきた１人。「なかなか自分が卒業する実感がまだわいていないんですよ。不思議な感覚ですけど、残り数日。メンバーといっぱい思い出をつくりたい」と戸惑う心境を明かしながら、「悔いはない状態で卒業を決めたかった。後悔ないタイミングがこの瞬間。何度も考え直して決めた決断なので、おめでとうと言ってもらえるのがうれしい」と語った。

　メモリアルブックの掲載写真は北海道、沖縄を中心に撮影。「素の私が見られると思います」と、スノーボードに挑戦した写真がお気に入りだ。元欅坂４６で女優の長濱ねるや、「憧れ」と語る女優・新木優子らとの対談など、渡邉がやりたい企画をすべて実現させた一冊に「本当に１００点満点…それ以上くらいな気持ち。大満足な一冊です」と胸を張った。