悪性リンパ腫経験の笠井信輔アナ、日テレ・河村アナの急死に「胸が痛い」

 元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサーが16日、ブログを更新し、14日に脳出血のため亡くなった日本テレビの河村亮アナウンサーについて「胸が痛い」と悼んだ。笠井アナは19年に悪性リンパ腫のため入院。翌年に退院した経験を持つ。

 笠井アナは「日本テレビの河村亮アナウンサーの訃報に言葉を失いました」と切り出し、「私もニュースを見たときに『なぜ』と言う思いばかりが頭に浮かびました」とエースアナの急死に驚きを隠せない。

 「他局とは言え同世代のアナウンサーで、現場でお会いして挨拶を交わしました」と交流もあったといい、「その仕事ぶりは、誠実で、折り目正しく、音声も、態度も、言葉も、とてもアナウンサーらしい、若い方が目指すようなアナウンサーだなと思って見ていました」とその人柄、仕事ぶりを明かした。

 「河村さんも、3度のオリンピック、巨人戦、箱根駅伝、バラエティ番組など様々な体験をされて、充実した人生だったのではと感じます。病床でも精一杯がんばってこられたと思います。そう考えると、胸が痛くなります」とつづり「もっともっとアナウンサーとして、そこから離れた人生でも、さらに色々な体験をしたかったに違いないのです」と早すぎる死を悼んだ。

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