柳生博さん、老衰で死去 85歳 「100万円クイズハンター」司会で親しまれ

 俳優の柳生博さんが16日に老衰のため亡くなったことが21日、分かった。85歳。柳生さんがオーナーを務める八ヶ岳倶楽部のフェイスブックで発表された。

 八ヶ岳倶楽部のフェイスブックは、次男の宗助氏の署名で柳生さんの死去を報告。「病院には入院せず、大好きな八ヶ岳の森に囲まれ、家族と倶楽部スタッフ、そして在宅医療の皆様に見守られて、穏やかな最期でした」と、大好きな人や、大好きな森に囲まれての最期だったようだ。

 20日に「ささやかな家族葬を執り行わせて頂きました」といい、後日、八ヶ岳倶楽部で「お別れの会」を開催するという。

 柳生さんんは茨城県出身。81年から93年までテレビ朝日系「100万円クイズハンター」の司会として、お茶の間に親しまれ「ハンターチャンス」のかけ声が代名詞となった。俳優としても活躍し、大河ドラマや「太陽にほえろ」、19年に放送された「やすらぎの刻~道」にも出演していた。

 89年に長野県にギャラリーレストランの「八ヶ岳倶楽部」をオープン。敷地内の雑木林は、柳生さんやスタッフが1本1本木を植えて作ったもの。八ヶ岳をこよなく愛し、日本野鳥の会の名誉会長も務めた。

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