２０日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「ちむどんどん」では、賢秀（浅川大治）の同級生のいじめっ子・島袋（吉田日向）に、暢子が本気のビンタを放ち、ネットでは拍手が起こった。

　この日の「ちむどんどん」では、学校の運動会で暢子（稲垣来泉）が徒競走でズックが破れ転倒。これを見た島袋は「ボロズックのせいだよ～ギャハハ」と大笑い。汚れた体操着を着て運動会にやってきた良子（土屋希乃）に対しても「なに、あの汚い体操着。ギャハハ」と揶揄する。

　そして賢秀が参加する中学３年の徒競走が。賢秀、智、和彦がズックを脱いで走り、結果は賢秀が１位に。運動場は大盛り上がりとなる。

　これを恨みに思ったのか、島袋は後日、森の中で遊んでいた暢子、賢秀、智、和彦のところへ、高校生を連れて「顔貸せ」とやってくる。最初は相手にしなかった４人だが、島袋は「お前の母ちゃん、工事現場で働いてるな。いくら貧乏でもあそこまでやるか。男に混じってドロドロで。かっこわるいな」とからかい、これに暢子は激怒。島袋を豪快にビンタし「謝れ！」と言い放つ。そこから入り乱れての大げんかが始まる…。

　ネットでは、島袋の卑怯ぶりに怒りの声も上がったが、そんな島袋への暢子の強烈ビンタも話題に。大好きな母をからかわれた怒りからのビンタだったが「暢子が物を使って殴ったのではなくビンタしたのが私の中では拍手でした」「暢子がいじめっ子にビンタするとき『行けー！』と叫んでしまった」「暢子のビンタ、スカッとしたぁ！」の声が。

　またビンタといえば、アカデミー賞で、やはり家族への言葉が原因でウィル・スミスがビンタを放ったことが話題となったばかりだけに「ウィル・スミス暢子」「暢子、ウィル・スミスばりの反撃」などの声も上がっていた。