ＮＨＫ連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は９日、最終週の週間ダイジェストで最後の放送を終えた。

　最終週は２００３年から２０２５年まで劇的展開が一気に描かれた。ダイジェストでは最終回に怒濤の勢いで描かれた登場人物たちの爆笑「その後」は割愛に。

　なお最終回に登場しなかった伴虚無蔵（松重豊）は、６日放送分で、ひなた（川栄李奈）が米国から戻った現代（２０２０年代）に、映画村で「おひなではないか！堅固でなにより」と声をかけてきた。髪は白く、推定年齢は７０～８０代とみられるが、木刀＆着流し姿で、いまだにサムライ言葉。マスクをして、いまから撮影だと言い、「その前に後進指導が控えておる」とも。英会話番組について悩むひなたの背中をおす言葉をかけた。

　また１９９０年代にひなたと結婚すると思われた五十嵐（本郷奏多）は、前週に１０年ぶりに再会したひなたに、デイジーと結婚すると伝えて以降は姿をみせなかったが、５日の放送でその後が描かれた。

　ひなたが帰国して英会話番組に誘われた場面で、ひなたの米国での活躍が紹介された雑誌の反対側のページに、五十嵐が「アクション監督　ブン・イガラシさん」としてハリウッドで華々しく活躍していることが紹介されていた。五十嵐が掲載された雑誌は、週刊ダイジェストでも登場した。