「阪神－ＤｅＮＡ」（５日、甲子園球場）

　今季の甲子園開幕となった試合前に、劇団四季の飯田洋輔が国歌独唱を行った。緊張感漂う聖地に荘厳な歌声を響かせた飯田は母親の影響で「生まれた時から」の阪神ファン。「僕はライトスタンドに年間シートを持っているので、体とスケジュールが合えばいつでも来られる」と明かす。

　「僕たちのやってる舞台もやっぱりつらい時もいろいろあるけれど、こうやって見に来てくれるお客さんのために一生懸命プレーするとか。僕だったら一生懸命舞台に立つとか。そういったところで共通点を見いだして、一生懸命僕も応援する。そういうふうにやってます」と、その後も甲子園に残って開幕から連敗するチームを応援した。

　飯田は大阪四季劇場でロングラン上演中のミュージカル「オペラ座の怪人」で、怪人役を務めている。