ダウンタウンが３日、大阪市のなんばグランド花月（ＮＧＫ）で行われた吉本興業創業１１０周年特別公演「伝説の一日」千秋楽の参回目公演の大トリとして登場し、ＮＧＫでは１９９１年のＤＶＤ「ダウンタウンの流」以来、実に３１年ぶりとなる漫才を披露した。３０分間の即興しゃべくり漫才は、会場に爆笑の渦を巻き起こした。

　２０１７年３月以来５年ぶりとなるＮＧＫに、ＥＰＯの「ＤＯＷＮ　ＴＯＷＮ」を出ばやしに降臨。松本人志（５８）はスーツ、浜田雅功（５８）はパーカ姿でセンターマイクの前に立った。松本は「きついんですよ。こういう時って浜田さんテンションが上がるんです。死ぬほど後輩が見てるし…。レジェンド芸人になっちゃうとね」と苦笑した。

　続けて「（漫才は）久しぶりですね。浜田さんが『漫才は金のためにやっている』と言うから、もうやらないと」と言うと、浜田は「お前の方が金持ってるやろ」と鋭い蹴り。その後クイズを題材にした漫才を披露したが、浜田は「お前打ち合わせもしてくれへんかったし、何言うてくるんかなと思うやん」とボヤキ節だった。

　「伝説の一日」の大トリは、前日に引き続いて明石家さんま（６６）主演コメディー「さんまの駐在さん」。前日に第１子誕生を明かしたナインティナイン・岡村隆史（５１）はこの日、２月に生まれたこと、体重が３０００グラム強だったことを補足し、「おむつも替えてます」とイクメンぶりを明かしていた。