未来のタカラジェンヌ40人合格 宝塚音楽学校17・3倍難関突破

 タカラジェンヌを育成する兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校で30日、第110期生の合格発表が行われ、692人が受験し、17・3倍の難関を突破した40人が夢への切符を手にした。

 ラストチャンスの受験4回目で合格した兵庫県出身の今井柚希さん(18)はミス・ワールド・ジャパン2021大阪大会のファイナリスト。目標はあくまでも宝塚で「昨年まで悔しい思いをしたので、今年は絶対に受かりたいと。番号を見た瞬間、信じられませんでした」と笑顔。171センチの長身で「(星組トップスターの)礼真琴さんのように、感動を与えられる男役になりたいです」と瞳を輝かせた。

 入学式は4月16日。宝塚歌劇団110周年となる2024年の初舞台を目指し、レッスンに励む。

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