秋篠宮家の長男悠仁さま（１５）は１７日、お茶の水女子大付属中の卒業式に出席した。秋篠宮ご夫妻と共に登校し、報道陣から声を掛けられると「さまざまな経験をして充実した３年間になったと思います」と笑顔で話した。４月からは筑波大付属高に進学する。

　宮内庁によると、３年生になってからは今後を真剣に考え、物事の本質をつかもうとすること、そこから考えを広げていくことを大切にしていたという。

　悠仁さまは卒業文集に寄せた文章「開・啓・拓の思い出」で、各学年で目標とされた漢字を使い振り返った。学校の活動を通じて、多様な視点を持ち、考えを深める重要性を学んだとし「これらの経験は、これから歩む自らの道を拓（ひら）くことにつながっていくように思います」としている。