日本は防弾チョッキ支援 武器ではなく物資提供が適切と判断
政府は4日、国家安全保障会議(NSC)の4大臣会合を開き、ロシアによる侵攻を受けたウクライナを支援するため、自衛隊が保有する物資を提供する方針を決定した。防弾チョッキや防寒服を自衛隊機などで輸送するため、関係省庁で調整を進める。松野博一官房長官が記者会見で、明らかにした。武力攻撃を受けている国への装備品の供与は異例だ。
ウクライナ情勢の緊迫化に伴い、欧米各国からは武器供与の動きが相次ぐ。政府は今回、憲法の平和主義や自衛隊法の趣旨に基づき、殺傷能力を持つ兵器ではなく、人道的な観点からの物資提供が適切と判断し、具体的な支援内容を検討していた。松野氏は会見について、提供を検討する物資はほかに天幕、カメラ、衛生資材、非常用糧食、発電機を挙げた。
