ＮＨＫの高瀬耕造アナウンサーが２４日、同局「おはよう日本」に出演し、後番組である連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に続く朝ドラ送りで、視聴者をちょっぴり切ない思いにさせた。

　高瀬アナは「『カムカムエヴリバディ』です。さまざまな線がつながってきつつありますね」と３代目ヒロイン・ひなた（川栄李奈）の周囲の人々と、初代の安子（上白石萌音）の関わりが明かされてきていると説明。さらに「（放送は）残り１カ月あまり、わたしも１カ月あまり」と語った。

　高瀬アナは今月９日に行われたＮＨＫ総局長会見での番組改編発表で、「おはよう日本」を卒業し、平日夕方に新たに始まる「ニュースＬＩＶＥ！ゆう５時」を担当することが明かされていた。会見では「朝ドラ送りも、もう終わりなのかと思った」と惜別の思いも語っていた。

　異動が近づいてきたタイミングでの「１カ月あまり」に視聴者も反応。ネットでは「高瀬アナの送り…いやん…」「かみしめるような『わたしもあと１カ月…』が胸にズシリと悲しくて寂しくて…。」「朝からの楽しみがなくなるなぁ」と残念がるコメントがあふれた。「カムカム－」の最終回は４月８日、高瀬アナは４月から「ニュースＬＩＶＥ！ゆう５時」を担当するとあって、「最終回で送りをできなくて、無念そう」と“完走”できないことに同情する声もあった。