平野歩夢の金で涙の解説 中井氏は無念の戸塚、平野流を思う「本当にリスペクトしている」
元スノーボード日本代表で解説者の中井孝治氏が12日、インスタグラムを更新。北京五輪のスノーボード男子ハーフパイプに出場した4選手やチームへの思いをつづった。
中井氏はあらためて金メダルを獲得した平野歩夢の偉業を称賛する一方で、10位・戸塚優斗、12位・平野流佳への思いを吐露。「悔しい思いをしたはずの戸塚優斗、平野流佳。僕は話した事ほとんどないけどこの日のためにものすごい努力をしてきたと思う。結果としては残らなかったかもしれないが、決勝にいくだけでもすごい事だし、予選では色々な事を期待させてくれる滑りで、一昔前からは想像もできないルーティンを魅せてくれていた」と称えた。
また、チームを支えたコーチやスタッフにも敬意を示した。当日、NHKのスタジオ解説では平野歩の金メダルに涙を流したことが話題となったが、「僕の解説で喜んでくれたりするのは嬉しいけどそんなことなんかまじでどうでも良いんだけど(もちろん仕事としてやっているし今この瞬間だけ。選手たちに何かしたこともないし、自分はコーチはできない)選手のみんなが滑りに集中できているのはそんなコーチやチームのみんなが影で支えているからだと思う」と振り返った。そして、「本当にリスペクトしている、だなんて言葉しか思いつかないんだけど」と気持ちを伝えた。
平野歩夢の金メダルはスノーボード界にとっては初。ソルトレークシティ五輪で5位入賞、トリノ五輪にも出場した実績を持つ中井氏は当日、涙ながらに「やってくれました。本当に完璧。文句なしの金メダルです」と声を震わせながら称賛した。
