日テレ藤井アナ、高梨へ優しく呼びかけ「もう謝るのはおしまいにしてください」
日本テレビの藤井貴彦アナウンサーが9日、同局「news every.」で、スーツ規定違反で失格となり、SNSで謝罪の言葉をつづった高梨沙羅へ「誰もあなたを責めていません」「謝るのはもうおしまいにしてください」と優しく呼びかけた。
番組では、この日の北京五輪情報とともに、前夜発表された高梨のコメントも取り上げた。現地で取材する山本紘之アナは、チームメイトの伊藤有希に取材をし「どれだけ彼女に助けてもらったか」「自分を責めてほしくない」という伊藤の言葉を紹介した。
これを受け、スタジオの藤井アナは、高梨の地元・北海道の後輩アナウンサーに聞いた話として「北海道のみなさんは、沙羅ちゃんはよく2回目を飛んだし、おらが町の沙羅ちゃんだという思いで応援していた」と地元の反応を紹介。
そして「高梨選手のSNSには謝罪の言葉が並んでいます。でもスーツの規定違反は罪でもなんでもありません。自分のことより仲間の人生について思い詰める責任感があるからこそ、2回目も飛んだし、その責任感がなければ、日本代表になるほど自分を追い込めないはず」と切々と訴え。
最後に「どんな言葉も高梨選手には届かないかもしれないが、これまでのあなたの活躍でどれだけ嬉しい気持ちになったか分かりません」とも語り「北海道の皆さんのみならず、全国の人があなたを責めたりしていません。もう謝るのはおしまいにしてください」と優しく呼びかけていた。