「ドライブ・マイ・カー」濱口監督 アカデミー賞4部門選出に「こんな所まで来てしまった」

オンラインで会見を行った濱口竜介監督
オンラインで会見を行った濱口竜介監督
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 濱口竜介監督(43)の映画「ドライブ・マイ・カー」が第94回アカデミー賞に日本映画初の作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の計4部門でノミネートされ一夜明けた9日、ベルリン国際映画祭に参加するため渡独している濱口監督がオンラインで会見を行った。

 ドイツに降り立って吉報を受け取ったという監督は「大変驚いております」と心境を明かし、「撮影からこの作品はたくさんの幸運に恵まれた。映画ができて自分はどういう所に導かれていくんだろうと思っていた。アカデミー賞はこんな所まで来てしまったと思う局地。そこまで導いてくれたのは役者さんの誠実な取り組み、それを支えたスタッフ、プロデューサーの仕事の力です。多くの人に受け入れられていることをうれしく思っています」と喜びを語った。

 本賞を「ただただ夢の舞台。ハリウッドは夢の工場みたいな所で、子供の頃から華やかな場所。夢の世界と自分がつながっているのが信じられない」とし、「賞は成り行きでしかないので、授賞式に行ってみんなとこの仕事が自分たちにとって大きな成果になったいうことを喜びたい」と胸を躍らせた。

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