女優の広瀬すず（２３）が主演するテレビ朝日系スペシャルドラマ「津田梅子～お札になった留学生～」（３月５日、後９・００）にディーン・フジオカ（４１）、田中圭（３７）、伊藤英明（４６）、内田有紀（４６）らが出演することが、２日分かった。

　ドラマは、女子教育のパイオニアで次期５千円札の顔・梅子（広瀬）が男性上位の社会の中で女性の自活を目指す夢、留学仲間との友情、淡い恋が繊細に描かれる。

　梅子や山川捨松（池田エライザ）と永井繁（佐久間由衣）の留学を現地で手厚くサポートし、常にメンター的存在であり続けた初代文部大臣・森有礼役をディーンがスマートに好演。妻と娘の西洋教育のため、梅子を家庭教師として迎え入れるほど梅子と親交が深く、近代日本の礎を築いた初代内閣総理大臣・伊藤博文役を田中が演じる。

　また、自身の渡米経験から６歳で梅子をアメリカへ留学生として送り出すことを決意するなど、先進的な思想とチャレンジ精神が旺盛な梅子の父・津田仙役を伊藤が豪快に熱演。娘を愛しながらも、西洋式の考えを身に着けて帰国した梅の心情を理解しきれない梅子の母・津田初の苦悩を、内田が繊細な演技で映し出す。

　さらに、梅子の留学仲間である吉益亮役を宮澤エマ（３３）、梅子と同様に海外に留学し、後に学者として活躍する神田乃武役を井之脇海（２６）が演じることも発表された。