加藤シゲアキ 岸田國士戯曲賞最終候補に 三谷幸喜氏ら受賞!演劇界の芥川賞

 新人劇作家の登竜門で、演劇界の芥川賞とも称される第66回岸田國士戯曲賞(白水社主催)の最終候補作品が31日、発表され、NEWSのメンバーで作家でもある加藤シゲアキ(34)の「染、色(せんしょく)」を含む計9作品がノミネートされた。受賞作は2月28日に行われる選考会で決定する予定。

 「染、色」は自身の短編小説「染色」を戯曲化したもので、美大生のリアルな日常と葛藤を描く、加藤にとって初の戯曲。2021年6月に上演予定だったがコロナ禍で延期され、昨年5月に関西ジャニーズJr.ユニット「Aぇ!group」の正門良規(25)主演で改めて上演された。

 他の候補作は、劇作家で演出家の瀬戸山美咲さん(44)の「彼女を笑う人がいても」など。加藤は昨冬、小説「オルタネート」で第164回直木賞、2021年本屋大賞、第42回吉川英治文学新人賞にノミネートされ、吉川-を受けている。また「染、色」は瀬戸山さんが演出した。

 岸田國士戯曲賞は1955年設置。これまで唐十郎、井上ひさし、つかこうへい、野田秀樹、渡辺えり、岩松了、三谷幸喜、松尾スズキ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、宮藤官九郎の各氏ら、そうそうたる顔ぶれが受賞している。

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