NEWS加藤シゲアキ先生 大スランプ劇作家役 仏「モリエール賞」5冠の舞台で主演

 NEWSの加藤シゲアキ(35)が舞台「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」(4月1~16日、東京・新国立劇場中劇場)で主演を務めることが11日、分かった。フランス演劇界最高の栄誉とされる「モリエール賞」で5冠を達成したヒット作の日本初演。名作戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」の誕生秘話を描いた作品で、自身も作家として活躍する加藤が、スランプに陥った“全く書けない”劇作家役に挑む。

 トップアイドル・NEWSのメンバーにして、2012年に「ピンクとグレー」で作家デビューという“二刀流”で大活躍する加藤。20年に発表した「オルタネート」で第42回吉川英治文学新人賞、第8回高校生直木賞を受賞するなどアイドルの枠を超え文壇に立つ“シゲアキ先生”が、深刻なスランプに直面する。

 仏劇作家のアレクシス・ミシャリクの出世作で、16年の初演から上演700回を超えるロングヒット作。19世紀末に29歳で名作戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を生み出した仏劇作家エドモン・ロスタンが主人公だ。

 加藤が演じるエドモンは、将来を嘱望されるも2年という長いスランプに陥っている、崖っぷちの劇作家。喜劇王から大きな仕事が舞い込むも、その舞台の初日は3週間後。あらゆるトラブルの中で「シラノ-」を書き始めて…という物語だ。

 12年の作家デビュー以来、数々の作品を世に送り出してきた加藤は「言葉の持つ力も改めて実感し、今この時代にこの公演を行う意味を、台本を読んで以来ずっと考えています」と作品と向き合う毎日を過ごしている。

 主人公のエドモンについて「妥協せずあらゆる犠牲を払って作品に向かい合うエドモンは、誰にでも理解できる人物ではないかも」と分析しつつ、日本初演に向けて「エドモンになれる喜びを胸に、誠心誠意心を込めて演じさせていただきます」と意気込んだ。

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