歌手・山本譲二（７１）が２６日、都内で、新曲「比翼（ひよく）の鳥」の発売記念イベントを行った。ヒットを飛ばすことを目指して、巣鴨のマスコットキャラクター・すがもんと、ゴルフの打ちっ放しで対決した。ゴルフは３１歳から始めて、今でも平均スコア９０ぐらいだといい、「負けたら歌手をやめる！！」と覚悟を決めて挑んだ勝負で圧勝。「ホッとしました。あの格好で、あの手で（ボールに）当たったし、たいしたもん」と“ハンディ”を背負った相手をたたえた。

　新曲は当初、Ｂ面用に制作されたものの、レコーディング後に「初めてですかね。ワガママを言わせてもらいました。前向きの曲の方がいいんじゃないかな、というのもあって」と表題曲に急きょ変更。夫婦道を歌った歌詞に、「父さん、母さんの顔が思い浮かびました。母さんに苦労ばかりさせた父さんでしたが、こんな気持ちで暮らしてたのかな」と感慨にふけっていた。