昨年１２月の国際宇宙ステーション滞在から帰還した実業家の前澤友作氏（４６）が２３日放送のフジテレビ「ワイドナショー」に出演した。

　前澤氏は２０２３年には、米宇宙企業スペースＸが開発中の次世代宇宙船で月周回旅行を計画している。

　月の裏側では地球も見えず「通信も一瞬途絶えるかもしれないです」と説明。怖さについて聞かれると「なんかあきらめつきますよ。ロケットに乗ると、分かるんですけど。どうにでもなれと」と経験者としての心境を明かした。

　司会の東野幸治が「こんなこと言うの失礼ですけど」としたうえで、次世代宇宙船は過去４回テストで着陸に失敗するなどして爆発し、昨年５回目ではじめて成功した経緯を伝え、「怖くないんですか」と聞いた。

　これに前澤氏は「いや、テストで良かったじゃないですか。これが本番だったら。先に失敗していただいて、ありがとうと」と冷静に返していた。