ＴＢＳの井上貴博アナウンサーが２１日、キャスターを務める報道番組「Ｎスタ」に自宅からリモート出演した。スタジオからは上村彩子アナが出演した。

　新型コロナウイルスに感染したことが明らかになった同局の日比麻音子アナウンサーが、ホラン千秋の代役として１７、１８日に出演していたため、大事を取っての措置だが、メーンキャスターが自宅から出演という異例の事態となった。

　自宅の井上アナは、白いソファに座り放送。後ろにはＴＢＳのキャラクター、ブーナのぬいぐるみが置かれていた。井上アナ自身はＰＣＲ検査を受け、陰性だったことを報告。その上で「体調もいまはまったく問題はありません。ですが、潜伏期間を鑑みたところ、きょうは自宅からリモート出演することにした。やり過ぎではないか、過剰反応ではないか、いろんな意見があると思います。だれが悪いということは一切ありません。ですが、私個人としてできうること、やるべきこと、会社とも話して、きょうはリモート出演という形をとりました」と説明した。

　テレビ局のアナウンサーでもコロナ感染が相次いでいる。１０日には日本テレビ滝菜月アナ、この日は日比アナとともに、テレビ朝日の並木万里菜アナの陽性も発覚した。