さんま「漁港の肉子ちゃん」で最優秀賞王手 「日本アカデミー賞」優秀アニメ賞受賞
第45回日本アカデミー賞記者発表が18日、都内で行われ、お笑いタレント・明石家さんま(66)が企画し、初プロデュースを務めたアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」が優秀アニメーション作品賞を受賞。自身初の日本アカデミー賞最優秀賞獲得へ王手となった。
ついにここまできた。西加奈子の原作にほれ込み、自らプロデュース。主人公・肉子ちゃん役の大竹しのぶ(64)との元夫婦タッグや、木村拓哉(49)と工藤静香(51)の長女・Cocomi(20)の声優デビューなど話題を呼んだ本作。“アニメ界のアカデミー賞”アニー賞にノミネートされ、数々の海外映画祭で上映されるなど、旋風を巻き起こし続けた。
ライバルも強敵ぞろいだ。シリーズ完結作で興行収入100億円超の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」や細田守監督作品「竜とそばかすの姫」、現在公開中で絶好調の「劇場版 呪術廻戦 0」などが頂点を目指す。
実写映画では、松坂桃李(33)主演の「孤狼の血 LEVEL2」が作品賞、主演男優賞、監督賞など最多13部門で優秀賞を受賞した。また、佐藤健(32)主演の「護られなかった者たちへ」が12部門で受賞した。
最優秀賞は3月11日に、東京・グランドプリンス新高輪国際館パミールで行われる授賞式(放送は日テレ系、後9・00)で発表。さんまの出席は未定という。
