水島新司さん死去に芸能界から悲しみの声 永島敏行「先生がいらっしゃらなければ」

 野球漫画の巨匠・水島新司さんが10日に82歳で死去していたことが17日、発表され、芸能界、漫画界にも悲しみが広がった。

 水島さん原作の映画「ドカベン」(1977年)でデビューした俳優の永島敏行(65)は「水島先生がオーディションの審査員で私を選んでくださいました」と振り返り、「先生がいらっしゃらなければ役者永島敏行は存在しません」と感謝。

 親交があったタレントのダンカン(63)はブログで「長男・甲子園が産まれたことを神宮の草野球場で報告すると『そーか!ついに藤村甲子園が誕生したかア!』と(中略)大興奮で喜んでくれた」と思い出をつづった。

 爆笑問題・太田光(56)は「先生が描く(中略)全てが私にとっての野球でした」「『あなたは芸能界の岩鬼です』先生の言葉をことあるごとに思い出し、胸を張って生きてます」とメッセージ。

 タレントの伊集院光(54)はTBSラジオ「伊集院光とらじおと」で「僕の青春そのものの人というか、趣味なんですかって言われたら、『水島新司の漫画』」と追悼。水島さんに野球漫画の原案を話して「面白そうだな」と前向きにさせた思い出を明かした。

 タレントの松村邦洋(54)は神戸市内で、若い頃、水島さんも来ていた居酒屋で「松っちゃん、食えないんだろ?ここは何食ってもいいからタダで食いな!」と、世話になったことを回想した。

 草野球仲間だった漫画家のちばてつや氏(83)は公式サイトで「キャッチボールの相手が居なくなってショック」と落胆。従来の投手、捕手、ライバルだけでなく「9人一人ひとりの個性、それどころか監督や控え選手などを含むベンチワークまで綿密に描ききり、プロ野球選手を唸らせるほど専門的な目線で野球の『可能性』と『面白さ」を探り続けてきた」と、水島作品の功績を解説した。

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