尾上松也 親子二代で赤胴鈴之助 主題歌で歌手デビューして「紅白に出たい」

 「本格的コメディー」と冗談めかしてドラマを紹介した(左から)堀未央奈、尾上松也、今野浩喜=東京・東銀座
 親子二代で演じる赤胴鈴之助への思いを語った尾上松也=東京・東銀座
 「本格的コメディー」と冗談めかしてドラマを紹介した(左から)堀未央奈、尾上松也、今野浩喜=東京・東銀座
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 歌舞伎俳優の尾上松也(36)が7日、都内で、テレビ大阪の主演ドラマ「まったり!赤胴鈴之助」(8日スタート。土曜、深夜0・56。BSテレ東は土曜、深夜0・00)の試写会に、堀未央奈(25)、今野浩喜(43)と登場した。松也の亡き父、尾上松助さんが1957年に子役として演じた赤胴鈴之助が、江戸時代から現代にタイムスリップした設定で復活。松也が4~5年前から構想を練っていた企画で、元々は歌舞伎家系ではない家柄とあって、「親子の中だけで共通する役柄を作りたいとずっと思っていた。親子二代で演じられて、少し喜んでるんじゃないかな」と“父の形見”を誇った。

 少年剣士が主人公のオリジナル版とは異なり、松也版は中年剣士によるモノマネあり、顔芸ありのコメディータッチで、「父親が生きていたら怒りはしないと思いますが、あきれるんじゃないでしょうか!?」とニヤリ。堀は「白目をむくシーンがあって。松也さんから直々に教えていただき、習得しました」と大げさに感謝した。

 また、松也は主題歌「RED」で歌手デビュー。アーティスト活動の継続にも色気を見せて、「ミュージックステーション、出てぇな!!紅白も鈴之助の格好で出たい」と年末の大舞台に、早速ラブコールを送っていた。

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