【報告全文】51歳の音楽家が死去 福間創さん P-MODELで活躍

 テクノポップバンド、P-MODELのメンバーで音楽家の福間創さんが脳内にできた未破裂血栓化大動脈瘤で元日に死去したことが7日、明らかになった。51歳だった。大阪府出身。京都府在住。葬儀は6日に家族葬にて執り行われたという。公式ホームページで発表された。

 HPによれば、2014年に発病し、根治は難しいという状態だったという。「拒絶するのではないため、病を自身を形成する一部として受け入れ共存していくために、2021年は音楽活動を一旦休止し、身体のメンテナンス期間」としてきた。今年は創作活動を再開させるために準備をしてきたが、かなわなかった。

 福間さんは1980年代から音楽活動を始め、1994年にP-MODELに加入。その後、戸川純さんが率いたYAPOOSに在籍、さらに自身のユニットsoyuz projectで活動するなど、テクノをベースに独自のサウンドを追求した。

 2015年には京都に拠点を移し、ソロアルバム「Flowers」をリリース。その後も精力的に活動していた。

 福間さんは「いつか突然訪れるかもしれないお別れの時」のために、言葉を書き記しておいたそう。HPでは「僕に関わってくれた人々、責任取れてないことばかりで申し訳ない。以降、知り合いや音楽仲間から連絡があるなら、「知り合ってくれてありがとう」とお伝えください。​ありがとうございました。」というメッセージが紹介された。

【以下、報告全文】

福間創に関するお知らせ

 福間創は、以前より患っておりました脳内にできた未破裂血栓化大動脈瘤を要因とし、2022年1月1日、永眠いたしました。

葬儀に関しましては、本人の希望に従い、1月6日に家族葬にて執り行わせていただきました。

ご報告が遅れましたこと、深くお詫び申し上げます。

 2014年に発覚した病。

根治は難しいという状態を拒絶するのではなく、病を自身を形成する一部として受け入れ共存していくために、2021年は音楽活動を一旦休止し、身体のメンテナンス期間とさせていただきました。

そして2022年は創作を再開していくという思いで、ゆるやかに助走も始めていました。

福間創の音楽と表現を愛し応援してくださった皆様、活動に関わってくださった皆様に、心より厚く御礼申し上げますとともに、謹んでお知らせいたします。

 以下、いつか突然訪れるかもしれないお別れの時に備え、福間が書き記しておいた言葉をお伝えさせていただきます。

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僕に関わってくれた人々、責任取れてないことばかりで申し訳ない。

以降、知り合いや音楽仲間から連絡があるなら、「知り合ってくれてありがとう」とお伝えください。

  ありがとうございました。

 福間創

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