BiSH “封印”フレーズ解禁 「解散パーチー開会式」でエンジン全開で絶叫
女性6人グループ・BiSHが5日、東京・代々木公園野外ステージで「BiSH解散パーチー開会式」を行った。昨年12月24日に2023年での解散を発表して以降初めての単独ライブイベント。昨年大みそかの紅白歌合戦では“封印”した「ち○ぽー!」も飛び出すなどエンジン全開のステージで、400人のファンに解散までの完全燃焼を誓った。
昼下がりの代々木公園。6人が寒さを吹き飛ばす全開パフォーマンスで、400人のファンを熱狂させた。解散発表後初の単独ライブイベント。12日リリースの新曲「FiNAL SHiTS」を初披露するなど、全9曲を絶唱。セントチヒロ・チッチは「明日からも目いっぱい、お互い強く生きていこうぜ」と呼びかけた。
開演前、渋谷・スクランブル交差点に降り立った6人。掲げられたイベント告知の看板広告前で記念撮影を行い、そのままステージまで徒歩で移動した。センター街やスペイン坂、公園通りを練り歩き、時折手を振りながらの約30分。渋谷の街を巻き込み、“解散パーチー”のムードを盛り上げた。
紅白では“封印”したフレーズも堂々と解禁。登場前、舞台袖で「ち○ぽー!」と絶叫。さらに、終盤にはファンに向かい「開会ということでみんなで『チーン』とやりたい」と要望。ファンは拳を突き上げて「チーン」の掛け声に合いの手を入れ、その直後にメンバーが「ぽ」とポツリ。“らしさ”を存分に発揮した45分のステージとなった。
この日は解散まで続く“パーチー”の開会式。モモコグミカンパニーの宣誓からスタートした。今後は12カ月連続リリースなど、解散へ向け全力で走り抜ける。「いっぱいコンサートをして皆さんに会いに行ったり、愛を届ける1年にしたい」とチッチ。思いを込めたステージで“解散祭り”が華々しく幕を開けた。