杉良太郎 難病女性の詩集をもとに作詞 新曲発表「自分のやりたい歌」
歌手で俳優の杉良太郎(77)がこのほど、都内で、ダブルA面の新曲「世界の中で/ありがとうの詩(うた)」(19日発売)の発表会を行った。重度脳性まひで闘病している堀江菜穂子さん(27)の詩集に感銘を受けて、両曲とも堀江さんの作品を原詩に、杉自身が作詞。「ワガママで自分のやりたい歌を作らせてもらいました」と打ち明けた。
昨年12月には親交のあるEXILE ATSUSHI(41)と共に堀江さんを訪問し、曲の完成を報告。筆談で会話し、「体が不自由で横たわっていても、頭の中は走り回ってる。僕らより頭の回転が3倍くらい早い」との印象を受けたという。堀江さんは「詩を読んでくださって、こんなにすてきな歌にしてくださって、感動、ありがとうございました」と伝えていた。