クロちゃん「クズ枠」からの奮闘、そして悔し涙 アンガ山根も「久々にウソじゃない涙」
安田大サーカスのクロちゃんが3日にテレビ東京系で放送された「バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」の鉄道組で参加。意外な?頑張りと涙を見せ、ネットを困惑させた。
太川陽介率いるバスチームと、村井美樹率いる鉄道チームがそれぞれの交通手段を乗り継いで、どちらが先に目的地にゴールするかを競う人気番組。クロちゃんは、“軍曹”村井が率いる鉄道組に入り、前園真聖と3人でゴールの天橋立を目指した。
この番組は、乗り継ぎがうまくいかなければ、徒歩で数キロ歩くのは当たり前。今回のロケでも何度も山道を歩くシーンが放送された。
「水ダウ」などではクズ芸人として、怠惰な生活を隠そうともしないクロちゃん。村井もブログで「未知数過ぎて、お会いするまでは正直ヒヤヒヤしていた」と、途中でリタイアを言い出しかねないキャラクターに戦々恐々していたが…。
いざ始まると、歩くのが遅いにもかかわらず、励ましてくれる村井や前園に感謝したり、途中のクリアしなければならないそばのスポットでは、男気を見せ、一気に3枚の皿のそばを食べるなど、チームプレーに徹する姿も。
だが最後に、間に合わない電車に乗ろうと必死になる村井へ「美紀ちゃんがリーダーだから3人でゴールしたいけど、自分が歩くのが遅いから、でもそういうことを言うと言い訳に聞こえるから我慢してたけど、もうちょっと考えて欲しい」と涙ながらに訴え。クロちゃんが頑張っているのに無理をさせたと理解した村井も、涙を流して「ごめん」と謝った。
このクロちゃんの訴えでチームは一丸に。だが最後はバスチームに一歩及ばなかった。負けが分かったクロちゃんは「頑張ったからやっぱり3人で勝ちたかった」「いろいろ文句を言ったけど、悔しい」と涙、涙。これにバスチームで参加したアンガールズの山根良顕は「久々にウソじゃないクロちゃんの涙を見た」と驚いたほどだった。
最初こそ、ツイッターではクロちゃんは「クズ枠」などとたたかれていたが、番組が進むうちに「クロちゃん今日はいい仕事したよ」「クロちゃん本当に残念だったね、でもよく頑張った」「クロちゃん見直したよ」「クロちゃんがこんなに冷静でしっかりしてる人だって知らなかった(笑)」「クロちゃんの涙で僕ももらい泣き」などの声が数多く上がっていた。