大みそか視聴率 日テレ「笑ってはいけない」休止で民放トップ陥落 テレ朝系「ザワつく!」が首位に

 2021年の大みそかに放送されたNHK総合「第72回紅白歌合戦」の平均世帯視聴率が34・3%(第2部)と歴代最低だったことが2日、分かった。巣ごもり効果もあって40%の大台を超えた昨年から6・0ポイントと大幅に減。裏番組でも11年連続民放トップだった日本テレビが例年とは違う編成で数字を落した。(数字はビデオリサーチ日報調べ。関東地区)

 民放では11年連続トップだった日本テレビが「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の特番「絶対に笑ってはいけない」シリーズを休止し、新番組「笑って年越したい!笑う大晦日」を編成。ナインティナインや千鳥ら人気芸人を大量投入したが、世帯視聴率7・2%と、前年の「絶対に笑っては-」の17・6%から10ポイント以上ダウンとなった。

 代わって民放首位となったのは、2020年の2位だったテレビ朝日「ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会」の12・1%で3・3ポイント増。テレビ東京も健闘し「年忘れにっぽんの歌」が8・3%で0・9ポイント、ドラマ「孤独のグルメ」が6・1%で2・0ポイント前年から上積みさせた。

 年末年始の恒例番組は苦戦し、12月30日放送のTBS「第63回輝く!日本レコード大賞」は12・0%で昨年から4・1ポイント減。元日放送のテレビ朝日「芸能人格付けチェック!2022お正月スペシャル」は20・1%で2・7ポイント落とした。

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