ジャニーズ “聖地”東京D2年ぶり帰還 「ジャニフェス」4万人熱狂、夢コラボも実現

 ジャニーズ事務所のアーティストによる「Johnny′s Festival~Thank you 2021 Hello 2022~」が30日、東京ドームで開催された。ジャニーズが東京ドームで有観客公演を行うのは、2020年元日のHey! Say! JUMPのコンサート以来、約2年ぶり。KinKi Kidsから今年11月12日にデビューしたなにわ男子まで、13組が総出演し、“聖地”に戻ってきた熱狂をかみ締めた。総合演出は嵐・松本潤(38)が務めた。

 4万のペンライトが海のように広がるスタジアム。“聖地”に、約2年ぶりに熱狂が戻ってきた。

 「やべえ、むちゃくちゃ楽しい~!声出せないけど、全部伝わってるから!」。ジャニーズWEST・重岡大毅(29)は、巨大ステージを縦横無尽に駆け回り、息を切らしながら呼びかけた。

 Snow Manをトップバッターに、アーティストたちが次々に登場しヒット曲を歌唱。グループの垣根を越え、5つのチームに分けたコラボ企画でも、観客を沸かせた。KAT-TUNとSixTONES、Snow ManとKing&Princeなど、それぞれのグループの持つ特性が絶妙な化学反応を生み出し、一夜限りの夢のドッキングが実現。関ジャニ∞とジャニーズWEST、なにわ男子は、関西勢の絆で陽気にファンを魅了した。

 2年分の思いを乗せたパワー全開のパフォーマンス。最年長のKinKi Kidsの登場で、観客のボルテージは最高潮に達した。2人は「愛のかたまり」など3曲を貫録たっぷりに歌唱。その勢いのまま、13組71人が全員でSmile Up ! Projectチャリティーソングの「smile」を歌い上げた。

 コロナ禍に打ち勝つ思いが込められた楽曲が東京ドームに響き渡った。後輩たちを従えたKinKi Kidsの堂本光一(42)は「今、この時代を一緒に生きているということを覚えていてほしいと思います」と静かに訴えた。

 エンタメ復活への第一歩。Sexy Zone・中島健人(27)も感慨を口にした。「皆さんの声は僕たちのもとにたくさん伝わってきました。このタイミングをスタートのきっかけとして、皆さんとハッピーな時間を作っていけたら幸せです」。King&Prince・平野紫耀(24)も「これからも僕らは歌い、たくさんの笑顔と愛を届けていきたいと思います」と語りかけた。

 ジャニーズにとって、ファンにとって、特別な1日となったこの日。松本の演出力もあり、アーティストたちはひときわ光り輝いた。光一は「演出を練ってくれた松本潤にも拍手をお送りください」と呼びかけ、「また彼とステージで一緒に歌いたい。その日が来るまで、皆さん元気でいてください」と笑顔。4万人の観客と共に、ステージを無事に敢行した喜びを分かち合った。

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