大阪府の吉村洋文知事が２８日、ツイッターを更新。日本維新の会副代表でもある吉村知事は、同日に立憲民主党が文書通信交通滞在費（文通費）の使途公開について、党独自での実施は行わない方針としたという報道を受け、不快感を示した。

　吉村氏は「全国の皆さん、これが立憲民主党です。野党第一党がこれじゃ、自民党もやらないよ。最初から、文通費の公開も法改正もやる気はなかった。やってるふり。なんでも反対、とにかく批判、議員身分は死守。自民党の真の補完勢力だな。残念」と怒りの思いをつづった。

　吉村知事は今年最後となった同日の会見で、臨時国会での法改正は見送りになった文通費の問題について「徹底的にやる必要がある」と明言。来年以降の維新の目指す道を「理想を追求していく政党」とした上で、立民を例に挙げて「なんでも反対、法案を提出しても文通費の公開すらふにゃふにゃ言っている政党では、自民党と対峙できない」と批判していた。