玉川徹氏 「くだらないことをいう人が」挑発的にコロナ無料検査の意義熱弁

 テレビ朝日の玉川徹氏が28日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の市中感染地域と、その周辺の地域で無料検査を実施することになった意義を熱弁した。

 新たに感染者が確認された広島、富山を含め、これまでに7都府県で市中感染が見られ、政府は27日に市中感染の隣接地域でも無料検査を実施する方針を示した。

 これに、玉川氏は「例えば検査をして陰性だっていっても、『まだウイルスが増える前じゃないか』とか、仮に陰性だとしても『翌日感染するじゃないか』みたいな、くだらないことを言う人がまだいると思うんですけど」と、やや挑発的に持論を展開。

 「これはミクロで見れば確かにそうなんですけど、マクロで見れば、なるべく多くの人が無症状の間に検査をして無症状の感染状態というのがわかるようになれば、その分だけ広がっていくのを抑えられるっていうのは、どういうふうに考えても理解できる話だと思う」と続け「より実効性があるためには、より多くの人がより頻回にすればそういうふうなことができるってわけで、この無料検査にしたっていうのはすごく意味があるっていうこと」と意義を強調。

 「症状が小さいうちに見つけて、後で出てくる治療薬なんかを使うっていうことが重要。薬は、やっぱりなるべく早く見つけて、それで抑えていくことが、どんな薬でも言えることだけどコロナに関しても同じことなので。わざわざ重症化を待ってから治療する必要は何もない。なので、多くの人が検査をして早い段階でということが、これからの重要な戦略の一つになっていくんだと思います」と早期の治療につながるとした。

 玉川氏の意見に、日本医科大学特任教授・北村義浩氏も賛同。「玉川さんのおっしゃることに100%大賛成なんですが、そのためにも陽性になった方がちゃんと医療機関であれ、あるいは何らかのケアができる所につなげられるように。今のところ、それが多くはご本人にお任せの状態だと思います。そうするためには、ある種の部局、保健所なのかわかりませんけど、ひっ迫しなければいいなあということですね」と危惧しながら補強した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス