和田アキ子「悲しい、苦しい、さみしいことは一緒」神田沙也加さん死去で両親思う

 歌手の和田アキ子が26日、TBS系「アッコにおまかせ!」に生出演し、18日に亡くなった女優の神田沙也加さんについて「何を言ってもむなしい」とやりきれない思いを語った。

 沙也加さんの訃報が明らかになったのは19日朝。前週の同番組の生放送で、ほぼ第一報として伝え、和田は「まだ35歳ですか。胸が痛いですね」と声を震わせていた。

 沙也加さんの父・神田正輝と母・松田聖子は21日に取材対応した。訃報から一週間が過ぎ、和田は「何を言ってもむなしいし、何を言っても上っ面みたい」と複雑な表情。正輝が、25日に放送されたABC・テレビ朝日系「朝だ!生です旅サラダ」に出演して「ぼくは元気ですよ」と語ったことには「彼の葛藤とか、辛抱とかね…それは聖子ちゃんもいろいろあると思う」と思いを巡らせた。続けて「ただただご冥福をお祈りするのと、お二人がちょっとでも早く、明るく元気になられることを願うだけですね」と沈痛な面持ちだった。

 前週の放送を「胸が痛かったですもん」とあらためて回顧。「親の気持ち、そして沙也加さん本人の気持ちは分からんことだから」と深く語ることはせず「悲しい、苦しい、さみしいことは一緒です」とかみしめるように語った。

 ★「日本いのちの電話」相談窓口★ 厚生労働省は悩みを抱えている人に対して相談窓口の利用を呼びかけている。

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