松竹芸能若手No.1にブルーウェーブ 関根社長も絶賛で3代目「カドキング」に

 松竹芸能の若手芸人No.1決定戦「カドキング2021 いっちゃんおもろい松竹若手は誰!?~カド決勝~」が25日、大阪・心斎橋角座で開催され、2016年結成の漫才コンビ「ブルーウェーブ」が優勝した。

 最高のクリスマスになった。ともに兵庫県出身の四番サード西澤(25)とすみかわ(29)のコンビが、3回目にしてファイナルとなった「カドキング」の座を手にし、賞金30万円を獲得した。

 これまで優勝に縁がなかった2人に、この日だけで2度も女神がほほ笑んだ。午前にはKBS京都テレビ「キモイリ!」でロケ出演権をかけた「キモ-1グランプリ」も制してから臨んだ。いきなりの1日2勝に西澤は「こんなことあっていいのか」と信じられない表情を浮かべた。

 15万円ずつの“クリスマスプレゼント”の使い道については、西澤が「船舶免許を取りたいと思っていた」と取得資金にするといい、すみかわは「草野球チームを作ったけど、バットを持っている人がいない。いいバットを買いたい」とした。

 9組から勝ち上がった最終決戦では過去2連覇していた「たらちね」、東京推薦枠の「ミクミクサイダー」(河邑ミク&森本サイダー)と争い、審査員5人のうち、松竹芸能・関根康代表取締役社長を含め3票を獲得し、V3を狙ったたらちね(2票)に競り勝った。

 関根社長から「素晴らしかった。笑わせてもらった」と絶賛された2人。「この際、社長に何かお願いしたら?」と言われると、西澤が「大きい舞台、松竹座でやったりするときに(自分たちも)混ぜて欲しい」と遠慮気味に希望。コンビ名の通りオリックスファンのすみかわは「京セラドームの始球式にねじ込んで欲しい」と色気を見せ、さらに「社長のツイッターに10回載せてもらって、一番上に(自分たちの話題を)固定してもらいたい」と付け足した。

 いい形で2021年を締めたブルーウェーブ。事務所社長が認めた力で、来年のブレークを目指す。

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