藤井聡太竜王「同じチームだと対戦しないので安心」今年17度対局の豊島将之九段と共闘

壇上で笑顔を見せる(左から)藤井聡太竜王、永瀬拓矢王座、羽生善治九段(撮影・開出牧)
前日記者会見に臨む(左から)豊島将之九段、藤井聡太竜王、永瀬拓矢王座、羽生善治九段、佐藤秀司八段、横山泰明七段、戸辺誠七段=明治神宮会館大ホール(撮影・開出牧)
前日記者会見で意気込みを語る藤井聡太竜王=明治神宮会館大ホール(撮影・開出牧)
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 将棋の藤井聡太竜王(19=王位、叡王、棋聖との四冠)が25日、都内で行われた準公式戦「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2021」前日会見に羽生善治九段(51)、豊島将之九段(31)らと登壇した。今年新設された、関東対関西の5人ずつの団体戦で、一手30秒以内の超早指し戦。

 今年は17回、顔を合わせた豊島九段とは関西を背負って共闘する。藤井竜王は「同じチームだと対戦することはないので安心しています。チーム戦ですので、力を合わせて勝利できるように頑張ります」とおどけつつ、今年最後の対局に胸を躍らせた。

 各組5人中2人は人気投票で選出され、藤井竜王は他棋士を圧倒する約6・7万票を獲得し1位となっていた。「ファン投票という楽しい試みがあって、その中で選んでもらえたことは非常に光栄です」と喜んだ。

 豊島九段は、2月に女流棋士となる岩佐美帆子さんを、自身初となる弟子にすることが報じられたが、「師匠として初めての経験なので分からないこともありつつですけど、刺激にして自分自身も頑張っていければと思います」と意気込んだ。

 対戦カードも同会見で発表。順番について、西軍は「じゃんけんで決めました」(藤井竜王)、東軍は「いろいろ話して時間がかかった末にこの形になりました」(羽生九段)と対照的だった。対局カードは下記の通り。

第1局・戸辺誠七段-澤田真吾七段

第2局・豊島将之九段-横山泰明七段

第3局・永瀬拓矢王座-古賀悠聖四段

第4局・藤井聡太竜王-佐藤秀司八段

第5局・羽生善治九段-稲葉陽八段

(上が先手)

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