俳優の役所広司（６５）、神木隆之介（２８）、トミー・リー・ジョーンズ（７５）と女優の杉咲花（２４）がメインキャストとして出演中のサントリー「ＢＯＳＳ」の新ＴＶ－ＣＭ「宇宙人ジョーンズ・オーケストラ」編が、２６日から全国でオンエアされる。

　今作はトミー・リー・ジョーンズが宇宙人に扮（ふん）する、おなじみの「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」のＣＭとしては第８０弾となる記念作で、劇中では役所がオーケストラの指揮者、杉咲がチェロ奏者、神木がチューバ奏者に初挑戦し、感涙のパフォーマンスを繰り広げる。

　新ＣＭは、とある街の合奏団が舞台。コロナ禍のため演奏会が中止となり個人練習を余儀なくされていた団員たちが、１年半ぶりに集結し開放的なビルの屋上で全体練習を再開。喜びに満ちた表情で「ドラゴンクエスト」シリーズでおなじみの「序曲」を久しぶりに全員で演奏するストーリーだ。

　情熱的にタクトを振る指揮者の役所。久々の全体演奏に思わず感極まる杉咲。初挑戦のチューバを必死に演奏する神木。そんな姿とともに音色やキャラクター、多彩な楽器が重なり合い、ひとつの曲が生まれるという感動的なシーンが繰り広げられる。

　その様子をシンバル奏者のジョーンズが「この惑星では、１人で決してできないこともある」との言葉で締めくくるが、多くのことが起こった２０２１年。このジョーンズの言葉、さまざまな障壁を乗り越えすばらしいシンフォニーを奏でた合奏団の姿。聴くだけで不思議と勇気、元気、前向きな気持ちが湧くドラクエの「序曲」などＣＭ全体を通じ、働く人の相棒「ＢＯＳＳ」ブランドから、すべての働く人、年末まで走り抜いた人たちにエールを送る。

　また、前田吟（７７）、戸田恵子（６４）、もう中学生（３８）がゲストで登場する。