上野樹里 DMに直接連絡して地元の観光大使就任「そういう時代」兵庫県加古川市

 女優の上野樹里(35)が故郷の兵庫県加古川市の観光大使に就任することになり、21日、加古川市役所で行われた委嘱式に出席した。

 中学まで育った郷里の魅力ある情報を発信する大役を担う上野は「(今も)住んでいたら大使になることはなかった。東京に行って二十数年、こういうお役目で地元に貢献できるのはうれしく思います。PR動画などで加古川を盛り上げていけるように頑張りたいと思います」と力を込めた。

 現代そのものの就任経緯だ。上野が自身のSNSで加古川について触れ、市の公式インスタグラムをフォロー。市の職員がダイレクトメッセージ(DM)でアプローチすると、上野から直接連絡があったという。上野は「重要な話だからDM(の返信)ではなく、市に電話をしたらDMをいただいた人が出られて話が進んだ。そういう時代なんだと」と笑顔。岡田康裕加古川市長(46)は「引き受けていただけると第一報を聞いたときは“えっ”と驚いた。加古川市民の皆さんに最高のプレゼントになる」と喜んだ。

 東京でも地元のことを考えるという上野は20日に加古川入りし、この日にかけて思い出の場所などを回ったという。「中学までしかいなかった。電車で(神戸市の繁華街)三ノ宮に行く年頃でもなかった。自転車で(地元)商店街を駆け巡ってた」と関西弁のアクセント交じりに振り返った。

 友人が加古川名物「かつめし」の店を営んでいることや駅前のベルデモール商店街などのことを次々と口にした上野は、今後の希望を聞かれ「かつめしはパンフレットを見ても100軒くらいある。老舗(しにせ)も回りたい」と目を輝かせていた。

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