女優・吉高由里子主演のＴＢＳドラマ「最愛」の第９話が１０日、放送された。【以降、一部ネタバレあり】

　主人公・真田梨央（吉高）が窮地に追い込まれる中、ラスト１０分で猛烈な勢いで事態が動いた。次回１７日に最終回を迎える。

　第９話のラストでは、一連の事件の発端となった１５年前の大学寮での事件についても、まだ明らかになっていない事実や、現場に第３者がいた可能性を示唆する衝撃展開となった。

　これまで、小学生だった弟・優（高橋文哉／子役・柊木陽太）が梨央を襲おうとした大学院生・渡辺ともみあって鉄杭で刺してしまい、帰宅した父・達雄（光石研）が渡辺を山に埋めた－と映像提示されている。

　一方でネット上の考察では、達雄の背後に明らかな人影が映っているとの指摘があがっていた。

　ネット考察では、渡辺を山に埋めに行った父・達雄が、梨央と優を家まで運び、血がついた服から寝間着に着替えさせたうえで布団に寝かせ、梨央の参考書や受験票を机の上にきれいに並べることまで１人で可能かとの指摘も。女性の関与を指摘する推察もある。

　血が流れた現場の掃除も含め、目撃者、協力者の存在有無も最終回のポイントとなる。

　警視庁刑事・宮崎大輝（松下洸平）、梨央の母・真田梓（薬師丸ひろ子）、真田家の弁護士・加瀬賢一郎（井浦新）、現富山県警刑事・藤井（岡山天音）ら、それぞれに可能性があり、さまざまな考察が投稿されている。

　ドラマの公式ＳＮＳでは、最終回の撮影が進んでいる様子などを伝えている。