A.B.C-Z 夢の競演 レジェンド元光GENJI・佐藤アツヒロと刻んだ新伝説

 ジャニーズの5人組・A.B.C-Zが主演と演出を務める舞台「ABC座 ジャニーズ伝説2021 at IMPERIAL THEATRE」が7日、東京・帝国劇場で開幕した。初代ジャニーズの奮闘と成長を描いた名作で、元光GENJIの俳優・佐藤アツヒロ(48)が特別出演。恒例のジャニーズメドレーでは佐藤がローラースケートで代表曲「ガラスの十代」などを披露しレジェンドとの夢の競演で新たな“伝説”を刻んだ。

 ジャニーズで一時代を築いたカリスマとの化学反応が、ステージに華やぎと彩りを添えた。

 恒例のジャニーズメドレーでは、初代ジャニーズからなにわ男子まで全28曲をノンストップでパフォーマンス。佐藤も光GENJIパートにかつての代名詞・ローラースケートを駆使して登場し、名曲「ガラス-」、「Graduation」、「太陽がいっぱい」の3曲を熱く届けた。

 「光GENJIファンの方に“エモイ”と思ってもらえるような選曲にしました」と河合郁人(34)が楽曲をチョイス。粋に感じた佐藤も「『ガラスの十代』の間奏の振り付けは当時の振りを踊りたい、サビも踊りたいと言って、A.B.C-Zさんに採用していただきました」と87年のヒット当時を忠実に再現した。48歳にして、アイドル時代と変わらぬ姿はまさに“生ける伝説”。先輩と後輩による、時代を超えた夢の競演は劇場を熱狂させた。

 劇中でも、佐藤の存在が深みをもたらした。初代ジャニーズの栄光と挫折を描いたノンフィクション。メンバーたちは今作から主演だけでなく演出も務めたが、初代ジャニーズがつかみかけた全米デビューを実現することなく解散を迎えるシーンについて、「解散するときの気持ちを知っているアツヒロさんが、僕らでは気づけなかったところを指摘してくださいました」と河合。心情をより丁寧に表現することで説得力を持たせた。

 2年ぶりの上演。2013年の初演以来、日生劇場をホームとしてきたが、今年から帝国劇場へと初上陸した。河合は「ジャニーさんも天国で喜んでくれていると思う」とパワーアップした作品に自信をにじませた。

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