吉村知事 立民不信変わらず 泉新代表にエールも文通費で「自民と結託」疑問

 大阪府の吉村洋文知事が1日、大阪府庁で会見。日本維新の会の副代表も務める吉村知事は、11月30日に立憲民主党の新代表に決まった泉健太氏の印象について語った。

 46歳の吉村知事は47歳の泉氏と同世代。「今回、党三役が40代になって若くなった。(泉氏は)同世代なので、そこは新しい感覚で自民党と対峙(たいじ)するような野党をともに目指していきたいと思っている」とコメントした。

 一方で「ただ、文通費すら経費として領収書化するのが難しいのであれば期待外れだなということになる」とクギを刺すことも忘れなかった。「古い永田町の感覚じゃない野党が切磋琢磨(せっさたくま)して自民党と対峙(たいじ)することが重要」と強調。「日本においては強い野党が必要。強いというのは単に批判、反対やスキャンダル追及をやって一部の人に拍手喝采されるのではなく、自民党にとってかわれるような信頼の置ける現実的な野党」と批判一辺倒での限界を主張した。

 さらに、泉氏に対しては「我々の年代で頑張っていきたいという思いがある。気持ちとしてはエールを送りたい」と激励も。しかし立民が文通費問題で「日割り(法改正)で国対で合意」したことには「裏を返せば領収書をつけるという法案はやらないという意思表示に見える」と疑問を投げかけた。「一目散に自民党と結託するような立憲民主党は信用できないなというのが基本的な思い」と不信感はぬぐえないとした。

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